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土地家屋調査士になって想うこと・・・

  • ishikurotoyama001
  • 4 日前
  • 読了時間: 2分

土地家屋調査士になって、想うこと・・・

それは圧倒的な知名度の低さ(笑)


土地家屋調査士は表示登記の専門家として司法書士と併せて登記の両輪と言われています。

しかしながら受験者数は土地家屋調査士が年間約4500人に対し、司法書士は14000人と圧倒的な差があり、知名度の低さに直結していることがわかります。

そんなに人気のない資格なのか?そんなに魅力のない資格なのか?

いや、そんなことはありません。

ではこの知名度の低さの原因は何なんでしょうか?


土地家屋調査士は表示登記の専門家です。

表示登記とは漢字の通り、どのような土地がどこにあって、どのような形をしていて、どのような面積で存在しているか、どのような形状の建物が、どのような材料の建物が、どこにどんな大きさで建っているかなど、不動産の外形的なことを登記に反映させることです。

つまり、土地や家屋を調査して特定できるように登記をするお手伝いをする専門家なのです。調査するにあたっては、様々な最新の機器や技術を駆使し、測量を行い、地権者や隣接の方に聞き取りをしていかなければなりません。また特定した後は、登記に反映させるために境界標を打設する作業をします。人によると思いますが、多くの方は基本的に作業服で一日仕事をし、現場半分、事務所半分という感じだと思います。現場に出るからには、夏は暑さと戦い、冬は寒さや雪と戦う必要があります。


調査士試験も単に暗記をすれば取れる分野だけではなく、実務に即した筆記試験で作図をしなければなりません。関数電卓を巧みに操り、座標を算出して白い紙にプロットしていき、時間内に図面を仕上げなければなりません。

いわば、文系と理系の両方の知識や技術力が必要となる資格であると思います。


上記のような現場の仕事があったり、試験で技術的な内容が出題される資格であるから、中々受験生も増えず知名度の低さにつながっているのだと感じています。


では、今後知名度を上げていくためにどうすればいいのか・・・?

現役の土地家屋調査士が実務の現状を広く広報し、「かっこいい仕事」としてPRしていくしかないのかなぁと思っています。


私は今年から広報部に所属して、広報活動を行っていくことにしました。

積極的に情報発信を行い、業界の知名度を上げるべく頑張っていきたいと思っています。


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